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2018-05-08
この記事は2018-05-08に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
SEO対策をする時に設置をどうするか迷う、メタキーワードのお話です。
メタキーワードは、
<meta name="Keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3">
という感じで<head>内にそのサイトに関連するキーワードを記述します。その昔、検索エンジンの精度が悪かった頃、このように書くことで効率よくクローラーにキーワードを伝えていました。んで、どの検索ワードで検索に引っかかるかとか、また検索順位にもそこそこ関係していました。
現在はクローラーの精度が高くなったのもあり、2009年にグーグルから「メタキーワードが検索順位を決める要素には利用しない」との発表があったり、化石的なタグになってきています。
しかし、一部のSEOマニアみたいな人達の間では、「メタキーワードは書いておくべきだ」とか「そうは言っても順位に影響するから」とか、「書いてあってもペナルティは無いんだから不安なら書いておいて損は無い」とか、なんだか微妙な情報が未だに結構とびかっていたので、なら自分で出来る範囲でちょっと検証してみようかな!と思いやってみました。
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※検証時間や条件の徹底、あと参考サイトの数などが少ないので、検証データとしては微妙なんでアテにならない!と怒られそうですが、ご参考程度にしていただけたらと思います。
●サイトA(ほぼ変化なし)
メタキーワード有り:7位〜8位くらい
メタキーワード無し:6位〜7位くらい
●サイトB(キーワードが強いからか、変化なし)
メタキーワード有り:1位
メタキーワード無し:1位
●サイトC(ほぼ変化なし)
メタキーワード有り:3位〜4位くらい
メタキーワード無し:5位〜6位くらい
サイトCはメタキーワードを無しにするとちょっと順位が落ちましたが、この期間に他の要因(競合サイトのSEO対策)があったということがわかっています。したがって、これを見る限りでは大きな変化が無いという結果になりました。
(メタキーワードを書くデメリットとして、競合他社に、狙ってるワードを簡単に知られてしまうということもありますね…)
期間が短いから変動しなかったのかな?そんな気もします(笑)けど最近は精度が高くなり順位に反映される期間も短くなっているので…(言い訳)
結論としては、メタキーワードは検索順位などに関係しないので無くても問題ないですね。
クローラーの精度があがり、ページの中身からキーワードをしっかり拾ってくるので、引き続きページの中身を充実させましょう。
※この結果が全てではないと思いますが、SEO対策をされる方はご参考程度にしていただけたら幸いです。
ちなみに、似たようなやつで、メタディスクリプションてのがあります。
<meta name="description" content="ここにページの紹介や概要を簡潔に文章で書きます">
これの詳しい説明はここではしませんが、このメタディスクリプションは超重要なので、絶対に記述してください。
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