Gryder Office Media
2018-04-13
この記事は2018-04-13に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
代表的なCMSにワードプレス(WordPress)とムーバブルタイプ(MovableType)があります。
仕事でどちらもよく使うのですが、これって結局どっちが良いのよ?って話。
いきなり元も子もないことを言いますが、結論を言うとケースバイケースなのでこれはどっちが良いって決められないんですよね。けど、一応ちょっと話し始めてみます。(すごく表面的な話ですが…)
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既存のテーマやらテンプレートやらをベースにしてさくっと作りたい場合と、1からテーマやらテンプレートやらを自作(または自作に近いこと)をしてオリジナルのものを作りたい場合とにわかれます。
前者ならテーマやテンプレートやプラグインが異常に多いワードプレスを選択するでしょうし、後者の場合なら正直どっちでも良いと思うのですが、、、さらに考えなきゃいけない重要な点を一つあげておきます。
それは、
ということです。
ユーザーがアクセスしたら、サーバーがデータベースや様々なファイルを参照して、HTMLを動的に作り出し、ユーザーの画面に表示する、という仕組みです。
→この仕組み、ユーザーがアクセスをしてから始まるので、当然サーバーに大きな負荷がかかるため、サイトを表示するのがめっちゃ重い(遅い)です。
→軽くするためにキャッシュ系のプラグインもあるんですが、バージョンアップしたり一時的に停止したり、ちょっと設定をいじるとサイトがぶっ壊れるというトラブルが多いので、使うのちょっとこわいです。
サーバーにHTML(など)の静的なファイルを予め置いておいて、ユーザーがアクセスしたら、そのファイルを参照することでユーザーの画面に表示します。
→サーバーに置いてあるファイルを参照するだけなので、サーバーにそこまで負荷はかからないからサイトの表示が軽い(早い)です。
→が、ムーバブルタイプはHPを更新した時に『再構築』というのをするため、サイトのボリュームが増えてくるとこれに異常に時間がかかります。
ユーザー視点やSEO視点で見るとやはり重くならないムーバブルタイプの静的なサイトの方が良いと思いますし、管理者視点で見ると再構築の手間が無いからワードプレスの方がストレスが無いと思うのですが、、、
ムーバブルタイプって有料なんすよね(笑)
この一言でワードプレスに軍配が上がるのではと思っております。
ちなみに、ワードプレスの重さ(遅さ)ってのは、サーバーの良し悪しに比例します。サーバーが良いサーバーだとほとんど問題ないかと思うのですが、安い共用サーバーとかだと結構重くてやばい時がありますね。
→処理が早くて動的サイトに向いていて、安めでおすすめレンタルサーバーは、エックスサーバー(https://www.xserver.ne.jp/)ですかね。あと、さくらのレンタルサーバー(https://www.sakura.ne.jp/)も良いですね(スタンダード以上)。さくらは転送料が圧倒的に多いので静的なサイトでも有利です。
などなど、このようなこともふまえながら、どんなサイトを作りたいかという完成図と完成後の運用の事も考え、判断する必要があります。
ということで、ケースバイケースなのでどっちが良いか決められないですね、というお話でした。
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