Gryder Office Media
2018-05-16
この記事は2018-05-16に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
こんばんわ。本日は、チラシやパンフ、HPなどは大雑把に、2種類のものがあるというお話です。
それぞれに特性があるので使い分けが必要なのですが、結論を先に言うと、中小企業が採用したいのは『レスポンス広告』で、『イメージ広告』が必要になることってほとんど無いです。
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大手の商品・サービスや、既にみんなに知れ渡っている商品・サービスなどが、知名度やイメージをもっと良くしようとして作られる広告です。
デザイン重視ですね。アート的です。格好良かったり、おしゃれだったり、きれいだったり。キャッチコピーはポエム的で抽象的なものが多いので、商品・サービスの特徴や説明をするようなコピーではありません。
基本的にオファーや購買までの導線が無いものが多いので、即効的な効果を期待する広告ではありません。中長期的にイメージUPや信頼、信用を構築していくものなので、効果が出るまで時間がかかります。
目的は顧客の獲得や収益UPなど、売上につなげるために作る広告です。そして、商品・サービスが世の中にあまり知られていない中小企業が絶対に採用するべき広告は、この『レスポンス広告』になります。
デザインは、広告の内容先行で、その内容に最適化されるように作ります。マーケティングや見やすさなどを重視し「誤解なく正確に伝えること」が求められます。アート的なデザインの対局に位置します。キャッチコピーは、商品・サービスの特徴やベネフィットを簡潔に説明しているものが好ましいです。レスポンス広告は、見た人に直接的に伝わる広告です。
基本的にオファーが必ずあり、購買までの導線も必須項目ですので、商品・サービスをしっかり理解してもらったうえで、次の行動を促します。そのため、反応率が高く費用対効果の高い広告と言えます。
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この記事は、諸々、極端に書いている部分もありますが、『イメージ広告』と『レスポンス広告』、この2つの特性を理解し、しっかり使い分けることが大切だと思います。チラシやパンフレットだけではなく、HP制作でももちろん使い分けが必要です。自社の商品・サービスに合った広告はどんなものなのか。また、コンバージョン(広告の目的など)からの逆算でも、最適な表現方法が見えてくるかと思います。
このようなことはちゃんと理解して、実際の制作物がある時にはしっかり意識したいところですね。
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