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2018-04-29
この記事は2018-04-29に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
事業をもっと広めて売上をあげたい場合、例えば二つの方法があります。
1、ゲリラ的なことをやる
2、価値をしっかり伝える
世の中によく出回ってる『売上をあげる公式』みたいな本とかに書かれてるのって、意外と1番のものが多い気がします。そして、1番だけをやれば良いと誤解し、1番のようなゲリラ的なアイディアをたくさん出せる人をマーケティング部署に置いたり、コンサルやアドバイザーにそれを求めたり、というように考える人も多いです。
別に間違いじゃないのですがミスるとやばいので、少しこの話掘り下げます。
(どっちが正しいか、どっちを選ぶか、という話ではありません。)
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例えば、
などなど
さて、どうでしょうか。当たるといっきに売上が上がりそうだけど、これらを行い差別化をはかったとしても、一時的なものにしかなりません。(厳密には差別化にはならないですが…)
見分け方は簡単です。『他社が簡単に真似出来るかどうか』です。
などなど
もちろん簡単に真似できない項目もあるのですが、けれどこれらって基本的に誰でもできることだと思いませんか?ということは、簡単に他社に真似されて、真似されたら差別化にならないので、すぐにまた差別化の出来ていない元の状況に戻ってしまいます。
そして、重要なことがもう一つ。このようなゲリラ的なことばかりやる会社というのは、『景気』『人口の増減』『競合』『業界の成熟度』など、外的な要因にものすごく左右されてしまいます。
自分達の価値をお客さんに丁寧に伝える事をします。面倒がらずに。まずは、自分達しかできないこと、他社が絶対真似できないこと、それらを素直に伝えます。お客さんが知りたい事、お客さんのベネフィット、などなど、価値を伝えると言ってもたくさん伝えなきゃいけないことがあるのですが(省略しますが)、自分達の価値をしっかり伝える事が出来ていない会社が多いので、これってやれば一人勝ちなんですよね。
そうすると、業界で唯一無二の存在になり、他社におびえる事無く、景気などにも左右されず、業績を伸ばして行く事ができます。
日本の企業や日本人は、どういうわけか2番をおろそかにして、1番のみを行うことが多いですね。
ということで、2番の活動を地道に行い足場(土台)を作った上で、1番を行うのが正しい方法で最強なので、意識したいですね、というお話でした。
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