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2018-07-30
この記事は2018-07-30に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
Cookieを使用し、Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法です。gtag.js(グローバルタグ)の場合のやり方です。IPアドレスが毎回変わるスマホやポケットwifiなど、IPの除外技が使えない時でも、うまく除外できます。
[手順]
という流れになります。HTMLファイル作ったり、アップロードしたりなど、ややWebの知識が必要かもしれませんので、一度記事を最後までお読みいただいてからセッティング作業を行ってください。
ではいきます。
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※上の画像では『dimension1』となっていますが、この数字の部分は人によって違う場合があります。
※この『dimension◯』を覚えておいてください。後で使います。
最後に忘れずに[完了]をクリックします。
これで、Googleアナリティクス側の設定は終わりです。
メモ帳でも何でもかまわないので、HTMLファイルを作ります。中身は、下をコピーしてください。
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <meta name="robots" content="NOINDEX,NOFOLLOW"> <title>クッキーで除外</title> <!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics --> <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-*******-*"></script> <script> window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-*******-*', { 'custom_map': {'dimension1': 'exclusion'}, 'exclusion': 'not_counting' }); </script> </head> <body> <p>このページを表示させるとクッキーを記録しますので、その端末のお使いのブラウザでのアクセスが除外されます。</p> </body> </html>
8行目と14行目の、『UA-*******-*』には、トラッキングIDを入れてください。
15行目の、『dimension1』の数字は、上でカスタムディメンションを設定した時の数字にしてください。
16行目の、『not_counting』は、上でフィルターを設定した時のものです。
このHTMLファイルのファイル名は、『exclusion.html』とか、何でも良いです。ファイルを作れたら、FTPでルートディレクトリ(一番上の階層)にでもアップロードしてください。
そしたら、今アップロードしたファイルのURLは、『http://www.hogehoge.com/exclusion.html』とかになっていると思うので、除外したい端末のいつものブラウザで、そのURLにアクセスをします。
この方法は、その端末のそのブラウザのクッキーを記憶して、除外する方法です。したがって、違う端末を使えば当然除外できません。そして、同じ端末でもブラウザが変わると除外できないので、ご注意ください。
あと、クッキーを削除したり、スマホをリフレッシュしたりなど、当然クッキーが消えてしまえば、除外できないです。その場合は再度また『exclusion.html』を表示させてください。
クッキーの保持期間は、アナリティクスはデフォルトでは26か月となっています。26か月たつと自動的にクッキーは削除されますので、その際には再度『exclusion.html』を表示させてください。
もちろん、この方法を自分で試して、ちゃんとできたので記事を書いたわけですが、反映されるまでの時間がかかりすぎますね。リアルタイムが計測されるのは別に良いのですが、集計データに一回カウントされてから次の日とかに削除(除外)されている、といったくらいの時差が出ます。この時差がもどかしい…。技術的には瞬時に除外することはそんなに難しくないはずなのですが…。なんとかならないですかね…。
関連記事:IPで除外する方法はこちらから→[グーグルアナリティクス]自分のアクセスと海外のアクセスも除外する方法
中華街に来ているのに「何食べる?」って。中華食えよ。
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