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[SEO対策]2018年8月のコアアルゴリズムアップデートと対策について

2018-08-10

この記事は2018-08-10に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。

Googleが年に数回程度行っている、コアアルゴリズムのアップデートが2018年8月1日に行われてから約1週間たちました。今年は3月4月にも行われていましたね。今回のアップデートも基本的には前回(3月)の延長のようですが、大まかなまとめと、大まかな対策について書いてみました。

(おおざっぱな翻訳)今週は、1年で何度か行うコアアルゴリズムのアップデートをリリースしました。更新に関する私たちのガイダンスは、ここで取り上げたように、3月と同じままです。
2018年8月1日公式Twitter

 

 

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2018年3月と8月のコアアルゴリズムアップデートのGoogleの意図は同じ!?

これらのアップデートをリサーチした結果、まず重要なことは、サイト品質に対しての評価の強化をされたと思われる検索順位の変動が数多く見られた事です。

EATと言われる、

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(TrustWorthiness)

…。うん。そもそも何年も前から、これらの高いサイトが評価されているのは言うまでもありません。で、今年3月のアップデートではそれがよりシビアになり、今回のアップデートも同じと発表されました。もうこれは今年のGoogleの方針なのかもしれませんね。

ただ、本質的なことを考えれば、検索キーワードに関連性の強いHPが検索結果の上位に表示されなければ、ユーザーは満足しないわけですから、ここを強化するのは当たり前ですね。Google様のおっしゃる通りです。反論の予知がありません。

アナリティクスではここをチェック

簡単にロジックを説明すると、

  • サイト滞在時間が長く、
  • ユーザー一人アタリのページビューが多く、
  • 直帰率が低い

というHPは、ユーザーから必要とされている重要なHPという見方ができます。(今回のアップデートで順位の上がったサイトは、これらのスコアが優秀だったようです。)あなたのHPはどうですか?業種やサイトの目的などによって、基準となる数字は変わってきますが、今回のアップデートでは意識して良さそうです。

しかし、これらのスコアを単純にあげる為に、例えばページを分割するなどの小テクを使っても全く意味がありません。あくまで、検索キーワードとの関連性が強い内容を素直に作って、ユーザーに満足してもらえる情報を発信する必要があります。大切なことなのでもう一度言いますが、小手先のテクニックは使わないで、正々堂々と勝負してください。そうしないと場合によってはペナルティになってしまいます。

 

今回、順位が下がった場合の対策はやややっかい

いきなり100位とか200位とか落ちたり、検索圏外になるなど、ペナルティを受けたレベルの順位変動は、何か大きなミスやスパム行為をしているので、基本から見直してください。

そうではなく、サイト充実をはかりながら上昇を目指しているのに、微妙に下落(5〜10位、20位くらいの下落幅)してしまった場合、今回対策が若干難しいです。それは、今回のアップデートで順位が下がったとしても、サイト自体に問題があるとは限らないからです。簡単に言うと、今まで評価されていなかった競合他者のHPが再評価されるなどして、相対的にランクが落ちた可能性があるということです。語弊があるのでもう少し突っ込むと、あなたのサイトは”以前は”検索キーワードに対して関連性が強かったかもしれませんが、”今の”ユーザーにとっては他のサイトの方が関連性が強いと、Googleに判断されたということです。

つまり、今のユーザーが何を求めているのかというニーズを常に察知して、サイトに反映させる必要があるということになります。しかし、流行ものを作れというわけではありませんし、毎日毎日といったくらい超細かいニーズを反映しなさい、というわけでもありません。もう少し大雑把でかまわないので、大まかな流れを掴むように意識して、サイトを育てていく必要があるということですね。

このようなことも含めて、サイト品質を再度確かめて調整してみてください。

<重要>コアアップデートがあってから、すぐにHPに手を入れるのはやめましょう。アップデート後すぐは、順位が安定しません。1週間から10日前後置いてから、少し様子を見て、順位変動が見られた場合は手を入れ始めましょう。

 

最後に

やっぱり流れは、オウンドメディアというか、コンテンツマーケティングの方向なんですよね。なんというか、例えば、携帯ショップがあったとして、携帯ショップの店員が携帯電話のことがわからなかったら、その店ヤバいです。HPも考え方は一緒で、何らかの商品・サービスを提供している専門家なら、その専門の情報をユーザーの為に発信できて当然ということなんですよね。そりゃそうなんですよね…。

しかし、闇雲にHPを更新しまくっても全く意味が無いどころか、ノイズになってしまって、本命のキーワードの順位が落ちる可能性もあります。例えば、ラーメン屋ならラーメンの話を書くのは全くOKで問題ありませんが、カレーの話題などラーメン以外の話題は書かない方が良いということですね。ジャンル特化型が望ましいです。

あとは、今すぐ客(顕在ニーズ)をすぐ拾えるようなLP的な感じのページも有効ですね。さっきの携帯ショップの例で言うと、携帯電話を買いに来たのに、電話売ってなかったら、お客さんのニーズと合致しません。すぐ買いたいのにすぐ購入(または体験など何らかのアクション)できないサイトは、まずいということです。

どちらにしろ、検索キーワードとの関連性の強化という意味では、全く同じ原理ということになります。

 

ということで、やはりこれからますます、各企業のHPの担当者は忙しくなりそうですね。

 

本日のひとりごと

「これあげるよ」と「これくれるよ」とか、「ふざけるな」と「ふざけろよ」とかが、それぞれ同じ意味で使われますが、外国の人はパニックでしょうね。



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