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2018-07-16
この記事は2018-07-16に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
ホームページをこれから制作する場合もそうですし、今のホームページを活用したい場合もそうですが、ホームページから集客したい場合「どんなアクセスを増やせば良いのか」ということを明確にする必要があります。そのためには「ホームページがちゃんとそのビジネスの目標に繋がっているのか」ということを検証しなければいけません。
このあたりの設計や検証をするには、基本的には御社のビジネス自体の最終目標からの逆算で考えていくと、道を間違えません。
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ビジネス自体のKGI(Key Goal Indicator)重要目標達成指標をまず考えます。売上だったり利益率だったりが多いかと思います。この最終的な目標をまずは明確に定義する必要があります。
そこから、業務レベルにおける具体的な目標KPI(Key Performance Indicator)重要業績評価指標を設定します。
そして、ホームページのKPIを設定し、コンバージョンを設定します。
っていうように解説しているサイトは多いのですが、難しいので、もっと噛み砕きます。
例えば、子どものそろばんスクールの場合だとすると、
1. 「売上をあげたい」(最終目標)
↓
2. 「体験スクールから、会員になってもらう」という仕組みなら、「販促して体験の数を増やす事」が中間目標です。
↓
3. したがって、ホームページでは「体験レッスンのお申し込みをしてもらう事」がゴール(コンバージョン)になります。
↓
4. ホームページは、「コンバージョンを達成させるためのホームページの制作、または調整・改修」が必要です。
↓
5. そして、「コンバージョンを達成するには、どのようなお客さんをホームページへ集めれば良いのか」などのことを考えます。
※本来は、もっと具体的な数字を出して目標を定めていきますが、すごく大雑把に言うとこのような流れになります。
これを下から上へ読んでいくと、実際ホームページでお客さんを捕まえて、売上に結びつくまでのストーリーになります。
→検索や広告などからお客さんがホームページに来て、商品・サービスを理解してもらって、体験レッスンのお申し込みをしてもらって、体験に来てもらって、会員になってもらうことで売上に繋がる、という流れですね。
このように逆算することで、流れを途切れさせる事無く合理的な設計が可能になります。検証する場合も、どこで流れが弱くなるか、ストップするか、などをステップ毎に考えれば良いです。
上記の、売上に繋がる流れをふまえて、まずはホームページの位置付けがしっかりできているかを検証します。『適切なコンバージョン(ゴール)がちゃんと設置されているか』そして、『コンバージョンを達成するための内容がしっかり打ち出されているか』などを見ていきます。
よく、成果の出ないホームページは『デザインが良いだけで中身が無い』『自慢ばかり』『ターゲットがわからない』『導線が引かれていない』『ちゃんと伝えることが出来ていない』と言われます。これは言い換えると、売上に繋がる流れを作れていないということですね。
このようなミスってるホームページの場合だと、成果に結びつかないので、アクセスを増やす意味が無いです。
なので、アクセスを増やす施策をする前に、ホームページ自体の検証や修正がとても大切になります。全部が繋がってくるように考えないとなりません。
上記までの部分をしっかりと定めたり、上手くいっていないステップは調整するなりして、やっとどのような人を集めれば良いのかが見えてきます。
上記の、子どものそろばんスクールの例だと、体験レッスンのお申し込みをしてくれる親御さんがターゲットになるので、そのような人にどのようにアプローチすれば良いか、ということを考えていくことになります。(本来はもっと細かくターゲットは設定しますが、とりあえず大雑把に言っています。)
SEO対策やリスティング広告を検討したり、SNSを使ったり、ターゲットに合ったやり方を模索していきます。やっちゃいけないのは、例えば若い人が離れていってしまってるFacebookで、若い人へ向けてアプローチするのはミスマッチです。あくまでターゲットに適したやり方を模索し、スマートにホームページへ人を集めます。
このように、ホームページから集客をしたい場合、様々なことを考えて調整をする必要があります。というか本来、ホームページの制作とは、このようなことをふまえて制作する必要がある、とも言えますね。
KGIから設定したKPIの設定から、ホームページではコンバージョンを設定し、それを達成するためのコンテンツとアクセスUP、という感じです。(笑)
御社の競合はどうですか?なかなかしっかりと設計できている会社って無いように思いますが、もし御社の業界がホームページの集客などが弱い業界だったら、ちゃんとやったら一人勝ちできるかもしれません。是非ご検討ください。
「ロンバケ」と「どんだけ〜」と「オン・ザ・ビ〜チ」って似てる気がします。
「坂井真紀」と「ししゃものボーカル」も似てる気がします。
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