Gryder Office Media
2019-06-23
この記事は2019-06-23に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
「プロモーション」「広報・PR」「広告」は、大雑把に『広く多くの人知らせたい!』という時になんとなく使いますが、厳密には言葉の意味はそれぞれ違います。この記事では大まかな言葉の説明と、実際具体的にできることをまとめました。自社の商品・サービスをどんどん露出していきたい中小企業の担当者さんの手助けになれば幸いです。あ、無料でwebでできることが中心です!
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※非常に誤解が多いので先に書きますが、プロモーション(Promotion)の略はPRではありません。
少々大雑把ですが、このようになります。
まとめると、マーケティング4Pの一つであるプロモーション(Promotion)は、
のようにわけたりして使います。ちなみにこれをプロモーションミックスと言ったりします。
では、いよいよ具体的な方法に入って行こうと思います。
TwitterやFacebookにて、拡散をします。ここで多くを説明する必要がないくらいメジャーな方法になりました。ただデメリットとしては、ストック型のメディアではないので、過去の投稿などどんどん流れていってしまうというデメリットがあります→(関連記事:[マーケティング]FacebookはHPの代わりではなく…)
あと、意外と内輪盛り上がりで終わることも多いという側面もありますね。
自社サイトをメディア化したりしてメディアを作るなど、自分達のメディアを持って情報を発信し続けるという方法です。SNSとは違い、データがどんどん蓄積されていきますのでSEOに強くなり、検索エンジンからの集客に効果があります。なので、web集客で一番難しいと言われていた”潜在的なお客さん”へのアプローチとして非常に有効です。
しかし、メディアなので情報発信は常に行わないとなりませんし、効果が出はじめるまで非常に時間がかかります。SEOやライティングの技術も多少は必要になるなど、僕個人的にはちょっとハードルが高く感じます。(ちなみにオウンドメディアがもてはやされてから何年もたちますが、ここへきてうまくいかずにやめてしまった企業さんも多いですね。)
メディア(新聞、テレビ、雑誌、ラジオ等)へ、自社のプレスリリースを送ります。そのニュースが面白そうだったり話題性があったりして記者の目に止まると、記事に取り上げてもらえたり、取材をしてもらって記事化してもらえたりします。一度メディアで取り上げてもらうとその効果はとてつもなく大きくなる可能性があり、無料で行えて反響が一番大きなものと言えるでしょう。
ただし難点は、必ずメディアに取り上げてもらえるわけではありません。というか、取り上げてもらえる確立はとても低いです。けれど、プレスリリースは、やってマイナスになることはほぼ無いので、やってみる価値はあります。
プレスリリースを送る方法は2つあります。
メディアへ直接送るのは説明はいりませんね。メディアの連絡先をgetしてきて、そこへ送ればOKです。送信方法は、メールや、意外とFAXという所もあります。
2つ目のプレスリリースの配信サービスとは、各メディアへ一斉配信してくれるサービスです。自分でメディアを調べる手間がはぶけます。また、そのまま配信サービスが持っているHPに掲載してくれる所も多いので、webでの露出も少し期待できます。
【プレスリリースを送る時の注意】プレス=報道機関なので、直接消費者やお客さんへ訴えるものとは違います。お客さんへ訴える役割はメディアになりますので、私達はそのメディアに対して訴える文章を作り送付します。
webメディアへ寄稿したり、キュレーションサイトへ記事を投稿したりします。
これはちょっと回りくどいのですが、自社の商品・サービスを広告的な感じでストレートに売り込む記事と言うよりは、それにまつわる内容で、読者にとって利益のある情報の提供を行うことで、結果として自社の商品・サービスを知ってもらうという流れになります。情報が有益であれば、必ずお問い合わせしてくれたりお店に来てくれたりという行動を起こす人がいます。
先ほどのオウンドメディアに近いイメージになりますが、なかなかおもしろい方法です。
ただ、デメリットとしてはオウンドメディアと同じで、ライティングの技術が多少必要なのと、メディアによっては記事を載せるのが有料という所もあります。あとは、載せてもらいたいメディアとうまく記事がマッチングしないとNGですね。
比較的無料でできることも多いので大変ですが、とにかく『やってみる』ということが重要なのかなと思います。
そして注意しなければならないのは、『誰に向けたものなのか』という事を常に意識していなければなりません。方法は色々あるけど、訴える対象や、その方法ならではの訴え方、など、それぞれ微妙に違います。ミスマッチを極力減らすことが重要です。
また、有料であればいわゆる広告(リスティングや純広告など)が使えます。
広告の場合はある程度の効果は担保されていますが、広告から自社のHPへ集客する場合、『広告からの流入数は確保できてるのにコンバージョンしない!申し込み無い!売れない!』なんてことが起きてしまいます。これはまたの機会に記事を書こうと思いますが、受け皿になるHP自体の作りとかもとても大切ですね。
お風呂に入ります。
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