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2018-09-25
この記事は2018-09-25に書いた記事です。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。
ドメインがSEOに関係するかという質問を良くいただくのですが、先に結論を言うとどんなドメインでも基本的に全て平等に評価されます。この記事では、よく話題にあがる「ドメインとSEOの話」をいくつか解説をしています。
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Googleは全て平等に評価すると言っているので、どれを使ってもほとんど影響はありません。
しかし、ドメインには意味があって、例えば「.in」というのは「インドのサイト」を意味しますので、「.in」で中身は日本のサイトだったとしても、Googleは「インドのサイト」と見るかもしれません。だとしてもSEOに影響するとは言い難いですが、それじゃなきゃダメな場合を除き、あえてイレギュラーをする必要は無いように思いますがどうでしょうか。
また、独自ドメインとサブドメイン(http://◯◯◯.hogehoge.com/←独自ドメインの前にもう一つ名前を付けたやつ)が、どちらがSEOに強いかという話ですが、これも基本的にはあまり変わりません。ただ、新しく作るサイトが hogehoge.com と関連性がほぼ無く、長く運用するのであれば、独自ドメインを取った方がSEOに有利に働く可能性が高くなります。
Googleは出来たばかりの新たなサイトより、長い期間にわたって情報を発信してきた運営期間の長いサイトを評価します。(もちろんしっかりちゃんと運営している場合です。)そして、運営期間が長いということは、被リンクの数も自然と多く集まっている可能性が高く、その場合の被リンクの質と数も評価の対象になります。
これを逆手に取り、新しくサイトを立ち上げる際に中古ドメインを使えば、過去運用されていた時の評価を新たなサイトに受け継ぐことができる、ということで、以前中古ドメインがちょっとしたブームになりました。
で、この方法が未だに効果があるかどうか?ということなのですが、やはりもうあまり効果は無いかと思います。
逆に、過去にペナルティを受けているドメインだったり、過去の時点では平気だった被リンクが今はNG(スパム扱い)に急になってしまったり…など、リスクの方が大きいかと思います。
そのリスクの割に得られる効果も大したことがなく、せいぜいインデックスが早くなるくらいなのですが、これももはやGoogleのロボットが以前と比べ性能が上がり、かなり時短されていますので、大きなメリットにはならないかと思います。また、過去のサイトと新しいサイトでは内容が違うはずなので、内部的な評価も当然すぐに書き変わります。
このように外部評価(被リンクなど)も内部評価(内部SEOなど)も、以前と比べ中古ドメインをわざわざ使う事の効果は少なくなっています。なので、好きなドメインを新たに取得する方が気持ちよくサイトを立ち上げられるかと思います。
ドメインオーソリティーというのは、MOZ社(Mozilla)が作ったドメインの強さを示す指標です。以前Googleが使っていたページランクが廃止されたことで、ページランクに似ていて目に見える指標だということで話題になりました。
これが、SEOに関係があるかどうか?ということなのですが、Googleはこのように言っています。
なので、影響しないとのことなので、ドメインオーソリティーの数字を気にすることはありません。
やはりドメインをどうこうするというのは小手先のテクニックであり、本質的には中身で勝負ということですね。これからどんどんドメインの効果、有利・不利というのは無くなる方向になるでしょう。ちなみに、URL自体を無くす開発をGoogleが進めているという話です。あくまで噂ではありますが、そのような話題が出るくらいなので、やはりドメインは重要視されていないようですね。
坂本龍馬が二人いた説好き。
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